最低限のコストで情報処理安全確保支援士に合格した話

  1. 概要

    大分前ですが、2021年秋季の情報処理安全確保支援士試験に合格しました。市販の参考書等は使用していません。ただでさえ受験料が高いのに何冊も本は買いたくない向けの人のためにメモ程度で勉強方法をまとめました。
    ※下記記事とほぼ同じです。

    heyho.hatenablog.com

     

  2. 受験した人

    30代前半 男性

    ソフトウェア設計・保守の仕事をしています。

    業務ではセキュリティ系の仕事はほぼしていません。(CVEはたまに調べたりする)

  3. 費用

    2020年春季情報処理安全確保支援士受験料:5,700円 (不合格🤪)

    2021年秋季情報処理安全確保支援士受験料:5,700円

    ※2021年度から受験料が7,500円に値上げされました。当時は目ン玉飛び出ました。

    heyho.hatenablog.com

  4. 勉強方法

    主に下記事項を勉強しました。

    - 過去問(午前)

    毎度同じく、下記のサイトを利用させていただきました。めっちゃ助かりました。

    試験の1か月前くらいからスマホで隙間時間に問題を解いていました。

    www.sc-siken.com

    - 過去問(午後)

    IPAにアップロードされている直近5年分程度を解きました。解説が載っていないのがつらいところだと思います。

    が、インターネッツには多くの優秀で優しい方がたくさんおられます。その方々はなんと午後問題の解説を懇切丁寧に載せてくれています。(Youtubeに動画を上げてくれている方もいます。) 私はそれらを参考にさせていただきました。

    なお、午後問題については試験当日に問題文に目を通し、話の内容がざっくり把握できるものを選択しました。私は時間が余るタイプだったので、最初の問題文選定に少し時間を使いました。

    www.jitec.ipa.go.jp

    - 基礎知識

    問題を解きながら理解を深めていくこともできると思いますが、チンプンカンプンすぎて何が分からないか分からないこともあると思います。自分は、まず問題を解いて定義や意味が理解できていない単語を洗い出し、それぞれ調査してブログに記事を使いしていく方法を試しました。勉強の足跡が残り、達成感も感じられると思ったためです。この時はやる気があったためある程度記事にできました。また、セキュリティ系は解説記事がインターネッツに大量に展開されています。それらの記事を読んでいくのも大変勉強になりました。

    また、過去問を複数回解くのも大変有用でした。繰り返しはやはり最強です。答えを覚えてしまうまでやるのがいいと思います。あとは如何にモチベーションを上げるかも大事だと思います。仕事で使う、報奨金が出る、誰かと賭けをしている、など何でもいいのでモチベーション向上につながる目標を立てるのがよいと思います。

    - その他

    一緒に受験してくれる友人がいるとよいと思います。2020年度、私は一人の友人と試験を受ける約束をしました。互いの傷を舐めあうのではなく、知識が足りていないところがあればそんなことも知らないのか、と罵りあえるような関係がベストだと思います。また、試験後に答え合わせをしながらお疲れ様会をする、という目的も立てておけば少なからずモチベーションは向上すると思います。私はその時の答え合わせで友人の問題に対する自信にあふれた解説に圧倒され、自分の努力の足りなさが恥ずかしくなりました。その悔しさをばねに2021年度では合格できたのだと確信しています。

    (なおその友人は2021年に合格していました)